ケツァールの時々日記

米寿の母が胃癌になった!治った!の話から始めましょう

母は前向きでした 今更ですが

母は大腿骨骨折後、リハビリの為、ひとつ先のバス停まで往復していました。(たぶん往復800m位)

ほぼ毎日、気が向くと朝夕の2回。

天気が悪いと、家の中を歩いていました。

私は、

「骨折した左足にきちんと体重をかけていない」

とか

「杖の使い方が悪い」

とか

せっかくの意欲を削ぐような指摘をしていたのです。

何という娘でしょう。

(母は無視でしたけど(笑))

 

姉との3人旅で、母の負担が少ないようにと心掛けてはいましたが、後で考えると、

あそこは歩かせすぎたな。

負担が大きかったな。

という所がいくつかあったのですが、

母は、

「疲れた」

とか

「もういい」

とか弱音を吐きませんでした。

帰ってからも、

「楽しかった。楽しかった」

「美味しかった」

と、良い話しかしませんでした。

 

今、自分が思うように歩けない、思うように動けない身となって、改めて母の前向き思考を尊敬します。

 

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