母は大腿骨骨折後、リハビリの為、ひとつ先のバス停まで往復していました。(たぶん往復800m位)
ほぼ毎日、気が向くと朝夕の2回。
天気が悪いと、家の中を歩いていました。
私は、
「骨折した左足にきちんと体重をかけていない」
とか
「杖の使い方が悪い」
とか
せっかくの意欲を削ぐような指摘をしていたのです。
何という娘でしょう。
(母は無視でしたけど(笑))
姉との3人旅で、母の負担が少ないようにと心掛けてはいましたが、後で考えると、
あそこは歩かせすぎたな。
負担が大きかったな。
という所がいくつかあったのですが、
母は、
「疲れた」
とか
「もういい」
とか弱音を吐きませんでした。
帰ってからも、
「楽しかった。楽しかった」
「美味しかった」
と、良い話しかしませんでした。
今、自分が思うように歩けない、思うように動けない身となって、改めて母の前向き思考を尊敬します。
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