ケツァールの時々日記

米寿の母が胃癌になった!治った!の話から始めましょう

発熱外来受診とPCR検査の話

 2泊3日でディサービスから帰って来た母

スタッフの報告

「鼻水が出ています」

「そうですか。暑かったり寒かったりしてますからね」

と、軽く考えていました。

富山の置き薬”葛根湯”を飲ませて寝せました。

次の日、鼻水に痰がらみの咳が少し。

また”葛根湯”

でも、

どうも悪化しているような・・

次の日は外科の定期通院で骨粗鬆症の注射を予定していました。

一回注射を休む事にして、病院へ予約の変更の電話。

夜の痰がらみの咳が酷くなっていました。

 

93歳に市販の風邪薬を飲ませて良いか不安なので、病院に電話をしたら、発熱外来を受診するようにとの指示でした。

熱もないし、鼻風邪の少し酷い程度位に考えていたので、ちょっと緊張。

 

すぐ母を着替えさせ、車に乗せ出かけました。車椅子は病院のを借りました。

前もって電話で話していたので、玄関で話がすぐ通り、少し待たされた後、別棟の発熱外来へ。

いくつかの待合ブースのひとつに入って待ちます。

現れたのは、完全装備の看護師さん。

誘導され診察室へ。

医師も完全装備、医師との間に透明のシートが張られ完全に隔離されていました。

詳しい経過症状をお話しして、別室に移動、聴診器で肺の状態確認。問題ないそうでした。

医師

「風邪のようです。痰と咳のお薬を出しますね。念のためPCR検査をしますか?」

「お願いします」

またしばらく待たされ、鼻の奥に差し込む検査をされ(母は頭を後ろに逃げ、検査できないので、私が頭を押さえたので、母は『痛~い!』とご機嫌斜めでした)ました。

 

会計も、処方薬の受け取りも、車の中で待機した状態でさせられました。

万が一感染していたら大変ですものね。その物々しさに不安が募ります。

 

次の日の朝、病院から、陰性だったとの電話がありホッとしました。

陰性でもその後症状が出て陽性という事もあるわけですから、やはり2週間はおとなしくしていようと思いました。

 

そんなわけで、予定していたディサービスをお休みし、

24時間介護が続きます

いや~

大変です。

痰がらみの咳が出て熟睡できないのか、ある日は1時間~1.5時間毎のトイレ介助で、私、頭がボウっとして、集中力ゼロです。

私も風邪症状が出ているような気がしてきます。(実際は熱もないし、症状もない)

リスク回避の為、私の予定もキャンセルしなければなりません。

母を置いて外出できるのはせいぜい30~40分です。

ケアマネージャーに、経過報告を兼ね連絡し、介護保険外でもよいので、何か方法はないか助けを求めました。

 

すると、しばらくして、ケアマネージャーから連絡があり、風邪を貰って来た施設で数日預かってくれるとの事。

(想像ですが、やはり利用者かスタッフで風邪をひいていた人がいたのでは?陰性の結果もあるので、預かる事にしたのではないかな)

薬も効いたのか、母の風邪症状もやや改善し、夜も良く寝るようになりました。

 

私の予定キャンセルは同じなので、予定外の休日となりそうです。

キャンセルについてはずいぶん悩みました。

片道1時間位車に同乗しての郊外への外出とか、30~40人の集まりのお世話とか、2~3人と30分弱の事務仕事とか。

万が一、母の風邪の菌が私を介して他の人にうつしたら?

コロナでなくても、風邪症状が出たら大変な迷惑をかける事になります。

私に症状がないのですから、黙って予定をこなす事も出来ますが、万が一を考えると、怖くてできませんでした。

過剰反応だったかもしれませんね。

でもドキドキしながら過ごす何日かより、よほどましです。

 

母が早く全快しますように。

 

今度の事で、私ひとりの介護の問題点を改めて突き付けられた気がしました。

ただ、私の腰は、慣れたのか、身体の使い方のコツをつかんだのか、あまり辛くなくなってきたのです。

夜の寝不足は辛いけれど、介護保険サービスや保険外のサービスを使えれば、もう少し頑張れるかも。

 

庭の花 

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