毎日仏壇にお茶とお水を供えるのが母の日課だった。
母が入院中は私がしなければならない。
仏様にという事ではなく、父に手を合わせる。
母が骨折した時、胃がんの時、母入院中はやはり、私が供えた。
その時は感じなかったのだが、今回
緑茶が美味しい
私は、日頃コーヒーばかり飲んでいる。緑茶を飲むのは美味しい和菓子がある時や昼食にお寿司折を買った時くらいである。
今回は丁寧にいれているのかな?
良いお茶なのかな?
気持の持ちよう?
年のせい?
よくわからないけれど、とにかく今は緑茶を楽しんでいる。
母が入院して今日で2週間である。電話で様子を聞くのだが、どうもぼんやりして過ごしているようで、新聞やラジオ深夜便、テレビ、ラジオ、携帯電話等に対する意欲もないようだ。
こんなご時世でなかったら、毎日病院に通って叱咤激励して、刺激を与え、認知機能の低下を阻止するのだけれど、それができないのがもどかしい。
それで、思いついた。
タブレットに(スマホだと画面が小さくてよく見えないだろうから)曽孫の動画や身内の写真を入れて持って行き、看護師さんに託し、母に見せてもらう。
そして看護師さんに母の動画を撮ってもらう。
タブレットを預けるのは難しそうだし、忙しい看護師さんに頼みにくい。
第二案
以前姉からもらった、デジタルフォトフレームにいろいろ写真を入れて、母のそばに置いてもらいスライドショーで写真を見て刺激を与える。
これは
できるかも
と準備した。
着替えを届ける時に、看護師に直接母の様子を聞きたいと前もって連絡しておき、今日行った。
やはり看護師は忙しそう。
丁度母がリハビリに行く時だったので、入院以来2週間ぶりに母と会えた。
短時間話したり、動画を撮ったりして良いと言われ、ナースステーション前の廊下で、ソーシャルディスタンス(笑)をとりつつ、少し話せた。
呂律が回らないのは、かなり良くなっていた。
名前、生年月日はOK
年齢は 少し怪しい 「90になったかしら?」
今日は何月何日? かなり怪しい 「9月何日か」
あらあら 夏を飛び越えて秋になっている
どれくらい入院しているの? 「2週間くらい」大正解!
2分弱の動画を撮れた。
歩行器につかまり、理学療法士に後ろから支えられながらなんとかかんとか歩く様子も少し見せてもらった。
間もなく回復期リハビリ病棟に移るそうだ。
準備したデジタルフォトフレームを頼む事はできなかった。
昨日の電話で話した看護師はとても感じがよかったが、今日の看護師は、忙しいオーラが強烈で、用事が済んだら
『はい さようなら』
という感じ。
理学療法士は感じがよかったな。
母と会えただけでも良しとしなければね。
姉と弟にラインで動画を見せる事ができ、彼等もホッとしたようだ。
今の世の中色々便利な物があって良かった!
介護保険の調査の連絡が来ない・・
現在の宿題
毎週電話でお喋りしている叔母に電話をしなくなって2週間、そろそろ報告しなければ・・
習い事の退会の連絡をしなければ・・4月5月はコロナの為お休み、6月再開なので。骨折の時も胃癌の時も復活したが今回は無理そう。
母の親しい友人からは2~3日毎に電話が来るので、30分近く相手をしなければならない。
2回居留守をつかったが、話し相手になって差し上げないとお気の毒なので、居留守はやめた。
お気の毒って
私は何をしているのやら(笑)
2週間前のツツジ 今はもう枯れ気味
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