ケツァールの時々日記

米寿の母が胃癌になった!治った!の話から始めましょう

母の友人からの電話にまた居留守を使ってしまいました

去年の春、母をまだお泊りに預けている時に、何度も電話をくださいましたが、どうしても電話に出る気になれませんでした。

出れば、いかに自分の具合が悪いかを訴える相手をしなければならないかが分かるからです。

前にも書きましたが、母が80歳の時に転倒して大腿骨骨頭部を骨折して緊急入院となり、その連絡と、華道の代稽古をお願いした時、こちらの大変さに心を寄せたり、心配するのではなく、自分の体調不良を主張されてから、私は拒否反応なのです。

加えて、一昨年の春、脳梗塞で入院した事を報告した時

「大したことないのでしょう?すぐ退院できるのでしょう?それより私の体調がね・・・」

と相変わらずの反応で、つくづく愛想が尽きたのでした。

母がいる時は取り次ぎましたが、私ひとりの時はほぼ居留守を使っていました。

去年の春母不在時何度か居留守を使いましたが、やはり申し訳ないので、

「母が帰ったら、こちらから電話しますので、よろしくお願いします」

(それまで電話してくれるな)ということですね(笑)

と葉書を出しました。

母が帰ってきた時、何度か

「電話する?」

と聞きましたが、

なぜか、もう死んでいる事になっていたり、気のない返事だったりで、こちらから電話する事がなかったのです。

 

年明け、何度か電話をいただいたので、いつまでも無視できないなと、また葉書をかきました。(余っている印刷済みの年賀状があったのでそれを使用)

以前何度か無視したら、同じ敷地内に住む長男さん宅から長男さんに電話させ、登録していない電話だったので出てしまったという後味の悪い思いをしたのです。

今回は

電話に出なかった事へのお詫び(留守だった事にしてしまいました)

施設滞在中である事

私の体調悪化の事

等を書きました。

 

彼女の留守電の声は、いちだんと年をとったなぁと思わせるしゃがれたものでした。

それでも、90歳を過ぎて(たぶん92歳)敷地内に息子家族が住んでいるとはいえ、ひとり暮らしをして、自分で電話をかけ、身の回りのことをしてるのですから、立派なものです。たしか要支援2でディサービスに週2回通っていると聞きました。

母の今の状態を考えると切なくなりますね。

 

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