昨日の事
昼食中、母が急に咳きこんだ。
喉に何かが引っかかって落ちて行かないという。細くて固い物が横に引っかかっているという。しばらく吐き出そうとしていたが、ダメ。医者に行くと支度をしだした。医者嫌いの母が今すぐ医者に行くと言い出すのは珍しい事だ。
ただ、母の様子を見たら
呼吸に問題なく、身体の動きも問題ない。今すぐどうとかはなさそう。
ちょうど病院は昼休みの時間。
何科を受診するのかも分からない。
ネットで調べたら、耳鼻科だそうだ。すぐ近くにかかりつけの耳鼻科があるので、そこに行く事にした。午後の診察は14時30分から、母に聞いたらそれまで我慢できるという。
準備や他の事をしながら、つらつら考えた。
今母は、歯で噛み砕くことができないので、刻んだ物を丸呑みしている。中に固い鋭い物が入っていた?昼食は 卵とじうどん 昨夜の残り物、じゃがいも、玉葱、ミートソース、チーズの重ね焼きとホタテフライだった。固い物?可能性があるのは、市販のミートソースの中に入っていたか、市販のホタテフライに入っていたか。でも私も食べて異常はなかった。魚は2日前に食べたきりだし。刻んでいるのに固い物に気付かない?
部分義歯を飲み込んで、大変な事になる事故があるが、母は今義歯がないし、残った歯が抜けたわけでもない。
まあ、出して貰えば、何が引っかかったのか分かる。
時間になったので電話をしたら、予約制ではあるが、15時過ぎには診ていただけるとの事で、行った。
問診表に記入して待っていたら、母
「ひっかかっていたのが下りてきた」
名前を呼ばれた頃には、もうなんともなくなっていた。
いちおう喉を見てもらったが問題なし。
「今後食べ物が通らないようなら、食べずに、水分だけ摂って、明朝いらっしゃい」
と言われ帰って来た。診察代280円也。
以後問題なし。
気になるのは何が引っかかっていたのか。
高齢者に限らず、日常生活でいつ何があるかわからないという事を、意識しなければいけないと改めて感じた。
庭の菊 その7
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