ケツァールの時々日記

米寿の母が胃癌になった!治った!の話から始めましょう

私は妹だそうです

 最近夜のトイレ回数が多いです。

 

18時半頃

21時半頃

23時半頃

1時半頃

3時半頃

5時半頃

 

3時間寝てくれるのは就寝の最初だけ、あとは大体2時間毎です。

ひどい時は1時間半の時も。

 

トイレに行くと言って聞かないのですから仕方がありません。

少なくとも、

便座に座る時に間に合わず衣類や周囲を汚す

事にならないように頑張っています。

 

夜は、立ち上がりが悪くて、大変です。

そんなある時、トイレの後、車椅子に座ってぼんやりした表情で周囲を見ているので、

「どうしたの?ここがどこだか分からない?」

と聞いたら、

「トイレに決まっているでしょ」

と言われました。(そりゃそうだ(笑))

「私は誰?」

と試しに聞いてみました。

すると、母

「妹」

との事

 

次の日の朝にはすっかり忘れていて、

「なんでそんな事言ったのだろうね」

自分の子供3人の名前も言えました。

 

そのうち日中も分からなくなるのかもしれません。

 

自宅では夕食後

「お風呂湧いている?」

「私が介護できないから、入れないんだよ」

と説明しても

「大丈夫。ひとりで入れるから」

また説明する。

というやりとりが毎回です。

 

3年前の母の日に貰ったクレマチスが今年は一色一輪しか咲きませんでした。管理が悪かった。早く地植えにすればよかったです。

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早々にプラン変更をお願いしてしまいました

自宅に戻してまだ10日位ですが、腰が悲鳴をあげております。

 

腰を斜めに曲げるのが辛い!

 

母の介護では、極力腰への負担の少ない動きをしますが、母の安全が最優先なので、多少の無理もしてしまうわけです。

コルセットに加えマジックハンドまで再登場となりました。

介護以外はひたすら腰を労わっていますが、かなり厳しいな。

 

差し当たり、泊りをもう1日増やして、家での連泊は2日まで2回とするプランにしてもらいました。

福祉用具のレンタルもあるので、介護保険内では収まらなくなりますが、良しとします。

介護者の手があればなぁ

かといって、ヘルパーさん等他人が家の中に入るのは煩わしいし、一番の悩みは夜のトイレ介助なので頼みようもありません。

介護保険が始まる前、コムスンが24時間巡回ヘルパーという事業を展開していて、真夜中家族が寝静まっている中、トイレ介助やオムツ交換、体位変換等で訪問介護をしていましたね。介護保険が始まり、深夜の訪問介護は介護報酬がとても高くなるので、無くなった?今もある?どうでしたっけ?

友人は

「ひとりで抱え込まず、周りに助けを求めなさい」

と言ってくれるけれど、

身内、プロ以外の(介護の)助けは、責任が重すぎます。

ひとり頑張るしかないです。

 

ここだけで白状します。

ある夜、午前3時半

布団を引っ張られて目が覚めました。

ベッドの足元に車椅子に乗った母の姿が!!

『お腹が空いたから何かないかと思って。トイレにも行きたいし』

私は何とセンサーチャイムの受信機を居間に置き忘れて寝ていたのでした。

老化現象で耳が遠くなっているので、隣りの部屋のチャイムの音に気付かず寝ていたのです。

母は、いつもは起き上がりも立ち上がりも自力での歩行も出来ないのに、ベッドから1m位離れた所に置いてあった車椅子に自力で乗り移り、ブレーキを解除し足で移動し、途中の廊下の電気も点けて私の寝ているベッドまで来たのでした!!

私の寝ているベッドと母のベッドとは間に引き戸を挟み3m位の距離なのですが、車椅子で直接来る事はできません。遠回りしなければならないのです。

家の間取りが頭に入っている事

電気まで付けて移動してきた事

にビックリ

そして

空腹感が勝っていたので、途中のトイレには行かなかった事が幸いしました。

ひとりでトイレに入っていたら、どうなっていた事か!

なにせ、トイレに連れて行ったら、排便でしたから。

 

母に

「よくひとりでここまで来れたね」

と言ったら

「◇◇ちゃんが来ないから、必死だった~ お腹空いた 何かない?」

だそうです(笑)

 

奇跡です

大惨事になるところでした

誰にも言えません

 

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月に1回私の帰宅が遅くなる対策

ディサービスからの帰宅に間に合わないかもしれません 

いつもは17時10分頃の帰宅ですが、もし間に合わないと困るので、ケアプランで日にちを指定して1時間の延長をお願いしていました。

当日

私の用事が予想より早く終わったので、余裕を持って夕食の支度をしていました。

17時10分頃 ピンポ~ン

えっ??

帰って来ました。

スタッフには何も言わず、母を出迎えました。

改めて、ディサービスのスタッフにお願いしなかったのですが、念押しすべきでした。

 

何か連絡事項を送迎のスタッフに直接話したり、利用報告の家族連絡欄に書いても、きちんと伝わっていないのか、利用報告に返事がなくて、改めて電話をしなければならない事があるのです。

ケアマネージャーも今ひとつなのですよね。

半日のディサービスの方々は、要支援1からの利用という事もあり、とても一生懸命なのですが、母も(想像です)私も少々重荷。

 

 

月に1回の1時間延長はやめて、用事をやりくりする事にします。

6時に帰ってから、夕食、というのは、やはり母には酷だろうと思います。

 

弟から届きましたが、母の反応は『ふ~ん』程度でした

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コルセット再登場

 母を迎えて1週間、自宅では5泊しました。

ディサービスは、1泊2日が2回です。

もう半日はリハビリ特化型ディサービス。

まるまる自宅で過ごすのは2日です。

私自身の身体を守るため、当初よりより車椅子の使用頻度が多くなっています。

 

それでも、腰に違和感が・・

酷使すると、せっかく手術で治した腰が壊れるかもしれない。

コルセットから解放された後も、動く時は、

退院後購入したソフトコルセット(薄手の腰痛ベルトでした)や、

昔愛用していた腰痛ベルトを装着していたのですが、

母の介助をしていると、それでは不十分でした。

それで、コルセット再登場となりました。

 

母の機能低下防止と機能向上を目指し、

そして私の腰を守るため、

私は言葉で指示し、できるだけ手を貸しません。

自力での起き上がりや立ち上がりができる回数が増えた様な気がするのですよね。

気のせいかな?

 

その一方で

トイレの後両手引きで移動しようとしていて母を床に転がしてしまった事1回

トイレの後車椅子に座らせようとして車椅子が逃げ床にずり落とした事1回

これは私の全くの油断です。ミスです。

両手引きの時は私がバランスを崩し、崩れ落ちさせてしまいました。

車椅子の時は車椅子のブレーキが甘かった。

どちらも転倒ではないので、母は怪我はしませんでしたが、

母のような状態の人を、床から椅子に座らせるのは無理です。

なんとかベッドそばまで移動して、ベッドの上によじ登ってもらいました。

私は力任せに抱え起こせる腰の状態ではないので、必要最小限の力で済むよう頭はフル回転でした。

次の日、母は、何~にも覚えていませんでした(笑)

 

怪我をさせなかったから良かったけれど、この一瞬の油断が怖い!

これから先の事を考えると、不安でいっぱいです。

 

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担当者会議でした

 久しぶりの在宅介護なので、担当者会議が開かれました。

ケアマネージャー、利用ディサービス2ヵ所の担当者、福祉用具の担当者(車椅子、床起き手すり、玄関先の段差部分の手すり)の5人です。

今、更新手続き中なので、新しい認定が出たらまた改めて担当者会議をするそうです。

関係者の方々はまた集まらなければならず気の毒です。

 

安全な環境設定について色々アドバイスをいただきました。

なるほどね。

ただ私の腰の状態からして、その通りにはできないなぁ(心の声)

アドバイスを参考にして、介護の方法を手直ししました。

(詳しく書くには少々細かくてくどくなるので内容は省略です)

本人を少しの時間なら食卓にひとりにしても転倒の危険がなさそうです。

 

母は人疲れか笑顔が少なかったな。

私も疲れた・・

 

私の腰もエネルギーもいつまでもつのかな?と不安を感じているのは皆さん分かっていないだろうな。

 

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母を見ていて思う事

 今の母は、周囲に殆ど何の興味を示しません。

『お腹が空いた』

『トイレ』

『横になりたい」

自分から言うのはこれぐらいです。

 

人一番食いしん坊の母が、食べたい物を何の制限なく食べる事ができないのは、気の毒で仕方がありません。

飲み込みが一段と悪くなっていて、

”ごっくん”

に時間がかかります。

唾液も飲み込みにくいようで、口の中に溜まっています。

むせます。

むせているうちはまだよいのです。

むせなくなったら、そちらの方が恐ろしい。

家にいる時、時々、先日の

ためしてガッテン

で観た、

”腿の裏を伸ばす”

というのをしています。

効果があると良いのですが・・

 

 

母が美味しいと言ってくれる一皿

◇大根と人参の千切りをレンジの強と弱で柔らかく火を通す

*ツナ、マヨネーズ、胡椒でツナサラダ

(キュウリやタマネギは使えないけれど、大根、人参は使いやすいです。ズッキーニ、ジャガイモ等もOK。ツナ以外では竹輪、蒲鉾、魚肉ソーセージ等の練り物もOK。)

 

◇サツマイモを蒸して潰し、ヨーグルトと混ぜる

デザート的一皿。お芋好きの母は真っ先に食べます。

 

母が喜んで、且つ安全に食べる事ができる献立を考えませんとね。

なかなかしんどい事です。

腰も結構しんどいのですが、その話は改めて。

 

カランコエ

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家での2泊⇒トイレ問題は?

 母を家に戻すにあたって、一番の心配は夜のトイレでした。

以前、1時間~1時間半毎にトイレに起こされた時や、介助が間に合わず、衣類、床等々を汚し、深夜に着替え、掃除した時は、本当に暗澹たる思いになりましたから。

そして

それ以上に、チャイムに気付かず、母がベッドからの転落や転倒でまた怪我をさせたらどうしようという心配が大きかったのです。

 

一晩目

夜はポータブルトイレの予定でした。

19時に就寝

見守りカメラで時々確認。良く寝ているようでした。

22時、ベッドから足が出たり、ベッド柵に掴まる動きに反応するようにセットしていたセンサーチャイムが鳴りました。

母に声掛けすると、トイレとの事。

自分では起き上がれません。(以前との違い)

少し介助

レンタルの床起き手すりに掴まり立ってもらい、ポータブルトイレで排泄。

立ち上がりも自力ではできないので、少し介助します。夜は動きが悪い。

無事ベッドへ。

 

0時半、チャイムで母の許へ(この介助が終わったら私も寝ようと思っていました)

ポータブルトイレへの移乗で、母の動きがとても悪く、ほぼ全介助状態となり、あれよあれよという間にズボン類、便座、床を汚しました。

私の勘もかなり鈍っていました。

やっと後始末をして母を寝せ、反省。

 

4時、チャイムで起こされ母の許へ。

今度はばっちり(笑)

ところが、母が、まだだと言います。

スタッフが送ってきた時、排便が3日ないので、薬を飲ませたと言っていたので、朝食後だろうと思っていたら、今!でした。

しばらく待ちましたが、

『途中だ』

とのこと。

背中側から覗いたら、確かに。

仕方がないので、お尻周辺を押してあげました。無事終了。

さて、洗浄をどうしよう?

思い出したのが、海外旅行の時使おうと生協の個人宅配で買っておいた、

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ペットボトルは、山歩きの飲み物持参用にとっておいた、250mlのポカリスウェットの空ボトル

適度に押せますし、大きさも丁度よかったです。

背中側から温水で洗浄したら、とても綺麗になりました(^^♪

母はとても協力的でした。

母をベッドに寝せ、私はポータブルトイレの後始末やその他諸々。

ふぅ

 

7時、チャイムで起こされました。6時半に目覚ましをかけていましたが、止めてまた寝たのです。

ポータブルトイレでの介助をして、母はまた寝てもらい、私は起床。

 

二晩目

18時50分就寝

21時半、チャイムでポータブルトイレでの介助。とにかく動きが悪い!殆ど全介助状態です。レンタルの床起き手すりが本人の夜の身体機能と会っていないようです。ポータブルトイレはやめよう!

0時、チャイムで本人の許へ

車椅子でトイレに行く事にしました。L字バーに掴まると、夜でも立ち上がり、立位保持が安定しました。

2時40分 チャイム 車椅子でトイレへ

6時 チャイム 車椅子でトイレへ  私は起床

 

本人を7時過ぎに起こし、着替え、モーニングケア、朝食、仏壇の父へ朝の挨拶、トイレ、玄関で新聞を読んだり雑談をして、ディのお迎えを待ちます。

8時45分機嫌よく1泊2日のディに出かけました。やれやれ。

 

この2泊で学んだ事、

夜のトイレ介助は車椅子で、トイレに連れて行く。

日中はトイレに行く時は車椅子、トイレからの帰り他は両手引き等で歩いてもらう。

起き上がり、立ち上がりは自力でできないので、ベッドでは見守りカメラや、センサーチャイムで大丈夫そう。

でも、自覚がないだけに、思いがけない危険行動で、怪我をする可能性があるので、家にいる間目を離せない!!

 

”施設入所”を頭に置きながら、在宅介護スタートです。

 

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