ケツァールの時々日記

米寿の母が胃癌になった!治った!の話から始めましょう

家での2泊⇒トイレ問題は?

 母を家に戻すにあたって、一番の心配は夜のトイレでした。

以前、1時間~1時間半毎にトイレに起こされた時や、介助が間に合わず、衣類、床等々を汚し、深夜に着替え、掃除した時は、本当に暗澹たる思いになりましたから。

そして

それ以上に、チャイムに気付かず、母がベッドからの転落や転倒でまた怪我をさせたらどうしようという心配が大きかったのです。

 

一晩目

夜はポータブルトイレの予定でした。

19時に就寝

見守りカメラで時々確認。良く寝ているようでした。

22時、ベッドから足が出たり、ベッド柵に掴まる動きに反応するようにセットしていたセンサーチャイムが鳴りました。

母に声掛けすると、トイレとの事。

自分では起き上がれません。(以前との違い)

少し介助

レンタルの床起き手すりに掴まり立ってもらい、ポータブルトイレで排泄。

立ち上がりも自力ではできないので、少し介助します。夜は動きが悪い。

無事ベッドへ。

 

0時半、チャイムで母の許へ(この介助が終わったら私も寝ようと思っていました)

ポータブルトイレへの移乗で、母の動きがとても悪く、ほぼ全介助状態となり、あれよあれよという間にズボン類、便座、床を汚しました。

私の勘もかなり鈍っていました。

やっと後始末をして母を寝せ、反省。

 

4時、チャイムで起こされ母の許へ。

今度はばっちり(笑)

ところが、母が、まだだと言います。

スタッフが送ってきた時、排便が3日ないので、薬を飲ませたと言っていたので、朝食後だろうと思っていたら、今!でした。

しばらく待ちましたが、

『途中だ』

とのこと。

背中側から覗いたら、確かに。

仕方がないので、お尻周辺を押してあげました。無事終了。

さて、洗浄をどうしよう?

思い出したのが、海外旅行の時使おうと生協の個人宅配で買っておいた、

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ペットボトルは、山歩きの飲み物持参用にとっておいた、250mlのポカリスウェットの空ボトル

適度に押せますし、大きさも丁度よかったです。

背中側から温水で洗浄したら、とても綺麗になりました(^^♪

母はとても協力的でした。

母をベッドに寝せ、私はポータブルトイレの後始末やその他諸々。

ふぅ

 

7時、チャイムで起こされました。6時半に目覚ましをかけていましたが、止めてまた寝たのです。

ポータブルトイレでの介助をして、母はまた寝てもらい、私は起床。

 

二晩目

18時50分就寝

21時半、チャイムでポータブルトイレでの介助。とにかく動きが悪い!殆ど全介助状態です。レンタルの床起き手すりが本人の夜の身体機能と会っていないようです。ポータブルトイレはやめよう!

0時、チャイムで本人の許へ

車椅子でトイレに行く事にしました。L字バーに掴まると、夜でも立ち上がり、立位保持が安定しました。

2時40分 チャイム 車椅子でトイレへ

6時 チャイム 車椅子でトイレへ  私は起床

 

本人を7時過ぎに起こし、着替え、モーニングケア、朝食、仏壇の父へ朝の挨拶、トイレ、玄関で新聞を読んだり雑談をして、ディのお迎えを待ちます。

8時45分機嫌よく1泊2日のディに出かけました。やれやれ。

 

この2泊で学んだ事、

夜のトイレ介助は車椅子で、トイレに連れて行く。

日中はトイレに行く時は車椅子、トイレからの帰り他は両手引き等で歩いてもらう。

起き上がり、立ち上がりは自力でできないので、ベッドでは見守りカメラや、センサーチャイムで大丈夫そう。

でも、自覚がないだけに、思いがけない危険行動で、怪我をする可能性があるので、家にいる間目を離せない!!

 

”施設入所”を頭に置きながら、在宅介護スタートです。

 

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