ケツァールの時々日記

米寿の母が胃癌になった!治った!の話から始めましょう

「そうだ、やっぱり愛なんだ」柴門ふみ 海竜社・「医師の一分」里見清一 新潮新書

「そうだ、やっぱり愛なんだ」柴門ふみ 海竜社

先週図書館で借りてきた中の一冊です。

面白くはあったのですが、なにか鼻に付く感じがあって、いまひとつでした。

この本がたまたまだったのか、彼女が変わったのか、私が変わったのか。

たぶん私の感じ方が変わったのでしょう。

今も手元にある

「お母さんを楽しむ本」

は、変わらずお気に入りです。

 

「医師の一分」里見清一 新潮新書

去年ツタヤの古本売り場で購入した一冊ですが、読んでいませんでした。

面白かった!お薦めです。

 

・医師が患者の治療方針の決定に責任を持たなくてどうする!

著者曰く、素人の患者に決定を委ねるのは、医師が責任を取りたくないからだ、と。 

・命の価値について

 これは考えさせられます。

同じ程度の瀕死の患者が複数いて、全員同時に助けられなかったら、誰から助けるのか?

『命の重さ(価値)は皆同じ』ではなく、価値に優劣、順位があると著者は言うのです。

・ピークの後は下るだけ

目標に向かって人は努力する。目標が達成されたらあとは下るだけ?

若いうちに目標が達成されたら、あとの長い人生はどうなる?長い長い下り坂?

著者は、周囲に「下り」と感じさせない、目標の切り替えが大事だと言っています。

これもなるほどなるほどでした。

 

カタクリのお花準備中

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