ケツァールの時々日記

米寿の母が胃癌になった!治った!の話から始めましょう

母が転倒した つづき

転倒の次の日は、当初ツアーの山行の予定だったが、申し込みが遅くなって、満席になってしまい、行けなかった。母の様子が心配で家を空けられなかっただろうから、結果的に良かった。秋晴れの良い天気だったのが、ちょっと恨めしい。

食事作りがちょっと大変。噛めないので、お粥、極きざみ、ポタージュ等を作る。

歯科をどうするか悩む。

かかりつけにしていた歯科は、どうもその前の歯科が母を見放した原因(抜歯等の治療)を放置して、差し当たりの治療や義歯作りしかしていなかったようだ。休日診療の歯科医の話を聴いていて思った。私のかかりつけは近くだし、きちんと説明してくれ、治療も的確だと思うので、そちらに替えようか、でも母のかかりつけ歯科医は母の友人の親戚なので、替えにくい。25日(月)の朝もまだ悩んでいた。朝の庭仕事をしながらもまだ悩んでいた。朝電話しないと当日の診療が難しくなる。

かかりつけ医に行き、休日診療の医師に言われた事を伝えて何と言われるかで、その後を決める事にした。

私があれこれ悩んでいたり、食事作りに時間をかけていても、母は他人事のような呑気な雰囲気である。

電話をしたら午後に時間がとれた。行く準備をしていたら、母がバッグの中の血だらけのティッシュを捨てようとして、中から、欠けた義歯が出て来た!転倒して出血した時ティッシュで押さえた中に入ったらしい。本人は動転してその時の記憶がない。休日診療に行く前に気付いていたら、応急処置できたのに・・ ホント後の祭り。

歯科受診

私も診察室に入って、虫歯、歯根の炎症等、休日診療で言われた事を伝えた。見つかった欠けた義歯を持参したが、既に片割れを調整してしまったので、やはり使えないとの事だった。

診察の結果、抜歯の必要のある歯が2本あるが、骨粗鬆症の注射を受けている為ここではできない、総合病院に紹介状を書くのでそちらを受診する事、虫歯の治療と抜歯後の義歯作りはこちらで、と言われた。この日は歯石を取ったりクリーニングをして終了。

総合病院!抜歯できなかったらどうする?気が重くなる。胃が痛くなる。

母はのどかなもの。

彼女は生まれてこのかた何か深刻な事が起きても、周囲が心配を引き受けてくれる感じで生きてきたそうで、本人は今ひとつ深刻さがない。胃癌の時もそうだった。

姉や弟に報告したり相談する気持ちになれず、ひとり悶々としている。

あ~ 胃が痛い。

 

庭のホトトギス 

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