先週山師匠の先輩に誘われ最近評判の郊外の店にランチを食べに出かけた。
予約は受けていないそうで、混雑を避け、遅めのランチに出かけた。
地元野菜中心の美味しい健康的なランチだった。
母や姉と来よう!
その後、日帰り温泉へ。
確か2年前に母と秋に来て、敷地内の庭園の紅葉がとても綺麗だった覚えがある。
今回は春の花がとても綺麗だった。
散策路が歩き易いので、母向きである。
春もなかなか良い事がわかった。
シラネアオイ 山で見る事ができるのは5月になってからかな?
ピンクのコブシ
さて帰ろうと駐車場へ歩き出したところで声を掛けられた。
「私 わかります?」
突然名前が浮かんだ。
「☆☆さん?」
しばらく立ち話をして別れた。
約20年ぶりに会った元同僚、というか後輩。年は2歳下。
当時の職場は私の”黒歴史”のひとつである。
恐ろしい同僚がいて、その人に言うなりにならないと生きていけない所だった。
殆どの人はその人の傘下に入った。私は職業倫理的に許せなかったので、入らなかった。傘下に入らずとも付き合っている人もいたのに、不器用な私はできなくて、遂に自爆して、異動させてもらった。上司もご機嫌をとるような強烈な人だった。
バッタリ会ったその人は、傘下に入ったひとりで、その人も関わる私とのトラブルでは、保身の為に恐ろしい同僚側の言動をとった。ある意味裏切り者。
でも、私のような自爆はないまでも、たぶんストレスで体調を崩したりしていた。私が異動したしばらく後、退職して、起業したそうだ。
当時の事を思い出すと、もっと違う対処をすべきだったと反省する。
だから、恐ろしい同僚の傘下に入った人も、全員ではないが仕方がなかったのだろうな、と、ある程度は理解できる。この日会った人も仕方なかったと思えるひとりだった。
それにしても、当時の同僚の名前を思い出せるのはごくわずかの中、特に親しかったわけではなくむしろその逆のその人の名前がすぐ浮かんだのは、奇跡的な話。
お互いの、その後の生活、仕事の話をしばらくして別れた。
懐かしいような、ほろ苦いような不思議な気分である。
そう言えば、定年退職前の職場の現在も続いている遊び仲間のひとりは、かつて恐ろしい同僚の第一子分みたいな人だった!彼女も異動してきて、そのうち共通の親しい同僚の縁で遊び仲間になった。最初は抵抗があって、彼女が参加する時は私は避けたりしていたが、そのうちどうでもよくなった。でもどこか打ち解けきれない自分がいる。
話がややこしくなったので、今日はこの辺で。
お付き合いありがとうございました。
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