ケツァールの時々日記

米寿の母が胃癌になった!治った!の話から始めましょう

本の話 『男尊女子』 酒井順子 集英社

 姉が持ってきた本です。

男尊女卑

ではなくて

男尊女子

 

面白かったです。著者は私よりかなりお若い方ですが、女性が生き難いこの世の中をよく御存知です。

私は、女らしく蝶よ花よと育てられなかったので、(そういう素地がなかっただけとも言えます(笑))ぶっきらぼうで、愛嬌のない娘でした。

よよょと甘ったれの女性を見ると、蹴っ飛ばしたくなります。

大抵実際の顔と違っているのを知っているから。

世の多くの男性は、そういう女性の本当の顔を見抜けません。バカですねぇ。(失礼な発言お許し下さい)

 

女性が本当の力を発揮したら、甘ったれの仮面を脱いだら、男性はかなわないような気がします。どこかの医科大学のように、まともに競争したら女性が多くなるから、制限を設けた。女医が多くなると産休やら子育てやらで業務に支障が出る。

何を言ってんだか。女性が働き易い社会を作るべきでしょうに。

ホント相変わらず男性中心社会です。

ニュースで見ましたが、女性議員の割合が世界の中で165番目だそうで。

 

一方で、男性を前面に出していた方が物事丸く収まる。そして女性も楽。

これ、よ~くわかるのです。

私は、男性と限らず、甘ったれるのが好きではないので、そういう行動はとりませんが、一歩引いていた方が事が上手く進む時は、自分も楽なので、そうしましたもの。

 一見チャラチャラした女性も、物事を丸く収める為に、そういう演技をせざるを得ない場合もあるのかもしれません。

 

そんなこんなが書いてある本でした。

 

姉も私もチャラチャラした女は大嫌い。

弟は、そういう強~い姉達と共に育ったので、見てくれに惑わされる事なく、表裏のない伴侶を選んだように思います(笑)。収入も互角です。彼らの年金生活は安泰ですね。いいな。

 

この年になると、

 

声高に天下国家を論じるのはシンドイ。安泰に老後が送れればそれで満足。

位にしか思っていませんが、

先日ある女性の集まりで、私が尊敬する80過ぎの女性が

「今年の抱負は、◯◯(政治的な主張)◯◯です!」

と、きっぱり、おっしゃっているのを聴いて、自分の意識の低さを反省。

 

ひな祭りだったので、桃の花を飾り、ちらし寿司を作りました

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