母が元気な頃は、仏壇は母の管轄なので、私が引き出しの中を丁寧に見る事はありませんでした。
母に言われるまま、線香を買っていましたので、在庫がどれ程あるかも知りませんでした。
母が脳梗塞で入院した約2年半前から、私が仏壇を管理するようになって、大量の線香を発見!
しまい込んだ線香の存在を忘れては買っていたようです。
認知症ではなくても、年齢相応に”もうろく”していましたので、在庫の掌握ができなくなっていたのですね。
大量の在庫も徐々に減って、引き出しの奥の一個を出した時、
封筒発見!
表書きに母の肉筆で
「遺言書」
とありました。
そう言えば、以前、姉が
「お母さんに、『○○(私の名前)に全財産を譲る』という遺言書を書いて貰ったからね」
と言っていた事がありました。弟にも話をしたのかな?忘れた。
随分前(たぶん80代前半)、姉と私に、母が
「土地は◇◇(弟)に、家は○○(私)にあげる」
と言った事があって、それを聞いた私
『この人(母)は、現に同居して世話(当時はまだ介護ではなかったけど)をしている娘より、やはり息子が可愛いのだな。』
と、呆れながらも、納得?諦めた?のでした。
その時の事について、姉と改めて話した事はなかったのですが、姉も同じ思いだったようです。
姉の名前が出なかったのも呆れますよね。他家へ嫁いだとは言え、私の次に母のサポートをしていたのに。
何年か後、私がいない時、姉と母が話して、エンディングノートを作ったり、遺言書を作ったようです。
肉筆で、捺印、日付はあります。
法的に有効かどうかはともかく、母の肉筆に胸が熱くなりました。
ヨレヨレではありますが確かに母の字でした。
実際にどうするかはまた別の話という事で。
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