以前友人が、母上がお世話になっていたサ高住について、問題スタッフがいて（母上の認知面は正常だった）苦情を言うべきか悩んでいた時、私は
「言うべきだよ！」
などと強気発言をしていたのですが、いざ自分の問題になったら、言えません。
問題スタッフという事ではなくて（認知症の母から何の話も聞けませんから）、
連絡欄に書いても、伝わっていない事が度々あって、
『なんだかなぁ』
と思うのです。
例えば
長期滞在から戻ってきて、返された衣類に、母の物ではない物が入っていたので。連絡欄に書いて、バッグに入れたのですが、何回かそのまま入っていて、目立つ所にメモをクリップでとめようやく伝わったとか、
「入浴時着替えさせてください」
と連絡欄に書いて、下着類を持たせたのに、着替えさせずに同じ物を着て帰って来たり、（これは何度も）
長期滞在時に持たせた衣類で、洗濯機で洗えるカーディガンが一枚足りなくて、
「クリーニングの物が一枚あるので、それは洗わないで下さい」
と連絡メモで伝えたのに、洗濯機で洗われて
ビロ～ンビロ～ン
で返って来ました。
それなりの値段だった物で、母も気に入っていて、大事に着ていた物だったのに。
職員だって、ビロ～ンビロ～ンに気付いたでしょうに。普通の女性なら風合いがすっかりダメにになった事に気付かないわけがない。
でも、持たせた私が悪かったと反省し施設には言いませんでした。
ところが、
先日、５泊６日預ける事にした時（実際は通院が入ったので２泊で帰ってきましたが）長期滞在ではない人には洗濯サービスはないので、安心して（油断して）手洗いできないクリーニングのモヘアのカーディガンを着せて送り出したのです。
２泊で帰ってきた時、スタッフが
「洗濯したので、洗い物はありません」
というので、私はてっきり下着類だけを洗ってくれたものと思い
「ありがとうございます！」
などど、お礼を言ったのでした。
持ち物を見たら
何と！
モヘアのカーディガンがビロ～ンビロ～ン！！
これもそれなりの値段の良い物です。
なんだかとてもがっかりしてしまいました。
洗濯機に入れる前に、手にしただけで、分かるだろうに！
物の良い衣類を着せてディサービスに行かせるのが悪いのかもしれませんね。
でもね
生活全般に介助が必要な認知症の93歳のお婆さんでも、きちんとした生活歴があったわけで、デパートでそれなりの値段で買ったものばかり着ていた人なのです。
スタッフにしてみれば、ただのボケた婆さんにしかすぎないのでしょうね。
泊りサービスの融通が利くところがとても有難いのですが、いろいろこまやかさに欠けるところが気になります。
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