ケツァールの時々日記

米寿の母が胃癌になった!治った!の話から始めましょう

認知症が進行しているのかな?

バタバタしていて、なかなか書けませんでした。

最近の母

その1

テレビの音をうるさがる事が多く、私が近くにいないと、リモコンを探して、offにしてしまいます。

たまたま電卓(スマホ位の大きさ)が母の近くにありました。

母のそばに来てみると、テレビに向かって電卓のボタンを押しています。

「テレビを消したいの?」

「うん」

「それ電卓だよ」

「そう?」

 

その2

トイレ介助で、車椅子で便座近くまで行ってストッパーをかけた後、いつもではありませんが、

「どうすればいいの?」

手すりをどう持って、どう立ち上がればよいのか分からないのです。

ベットに乗り移る時も、どういう風に動けばよいのか分からない事があります。

 

夜センサーチャイムでトイレ介助に行くと、毎回

「よくわかったねぇ」

と驚かれます。

そして私は、毎回センサーチャイムの説明をするのです。

「悪いねぇ、ここで(母のベッド)寝たら?」

などと優しい言葉をかけてくれるのです。

 

その一方で、昔の記憶が鮮明によみがえる事にビックリする時があります。

毎週”らららクラシック”を録画していて、よく一緒に観ます。

(”新日本風土記”のような番組も興味を持って観るようです。)

以前の”らららクラシック”を観ていた時、見覚えのある指揮者なのですが、名前が思い出せません。

「誰だったっけ?」(独り言)

尾高忠明

「え!!!」

今は入院した事も、2ヵ月余りリハビリに頑張っていた事も忘れています。午前中転倒して受診した事を、午後には忘れています。

でも入院前の事は鮮明に覚えているのです。

 

自分では動けないのに、夕方暗くなると、カーテンを閉めに行こうとします。

ベッドから離れる時、布団類を整えようとします。

食後、食器類を重ねてまとめます。(ワタクシ的にはしないで欲しい。油物もかまわず重ねるから(笑))

私が気付かないような事も、母は気にしてしようとします。

 

私はその辺のギャップになかなか慣れません。

 

知らないうちに咲いていました

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