25年前、それまでの20年間の職業を辞めるにあたって、次の職業の候補をいくつか考えた。ひとつが当時興味を持っていた、
”南北問題” 第三世界(開発途上国・発展途上国)との格差をなくす、または縮める為には何ができるだろうか。国際協力はどうあるべきか。
それらにかかわる仕事ができないだろうか?
それで無職の時、東京に高速バスで定期的に通って、国際協力の勉強会に出たりして、意欲的な大学生や若い社会人と出会った。いくつかのNGO( Non-governmental Organization の頭文字を取った略称で、日本では「非政府組織」と訳されている)を知った。海外青年協力隊のシニア版がある事も知った。
当時知り合った人たちとのつながりは貴重だった。
バングラデシュ、タイの奥地のカレン族の村、カンボジアの奥地へのスタディツァー、南アフリカ共和国等に行けたのは、この時の人のつながり由縁だった。
ただ、
ほんの少々勉強した結果、私などとてもとても仕事として考えるレベルではない事を思い知った。第一、私には語学のセンスがなかった!
当時無職で、自分の生活設計もできていない人間が、何が海外協力か!とも思った。
それで、仕事にする事は早々に諦めて、NGOの会員として、市民レベルでできる活動をしようと思った。地元で同じ思いの仲間も見つけた。活動をしながら、別候補の職業に就くべくそちらの勉強もした。
そして就職して、その後フルタイムの立場になってからは仕事が忙しく市民活動はできなくなった(正確には「しなくなった」)。かろうじてふたつのNGOの継続会員だけである。
会員であるというだけだが、世界に目を向けるきっかけにはちょっとだけなっているかな。ほんのちょっと、本当にほんのちょっとだ。情けない・・
シャプラニール
JVC(日本国際ボランティアセンター)
興味をお持ちでしたら検索してみて下さい
年会費は12000円、10000円、夏季や冬季の寄付をする事もある、去年はそれぞれ5000円ずつ寄付した。年会費と寄付で、32000円は多いのか少ないのか。
去年の今頃の1枚
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