自宅に戻してまだ10日位ですが、腰が悲鳴をあげております。
腰を斜めに曲げるのが辛い!
母の介護では、極力腰への負担の少ない動きをしますが、母の安全が最優先なので、多少の無理もしてしまうわけです。
コルセットに加えマジックハンドまで再登場となりました。
介護以外はひたすら腰を労わっていますが、かなり厳しいな。
差し当たり、泊りをもう1日増やして、家での連泊は2日まで2回とするプランにしてもらいました。
福祉用具のレンタルもあるので、介護保険内では収まらなくなりますが、良しとします。
介護者の手があればなぁ
かといって、ヘルパーさん等他人が家の中に入るのは煩わしいし、一番の悩みは夜のトイレ介助なので頼みようもありません。
介護保険が始まる前、コムスンが24時間巡回ヘルパーという事業を展開していて、真夜中家族が寝静まっている中、トイレ介助やオムツ交換、体位変換等で訪問介護をしていましたね。介護保険が始まり、深夜の訪問介護は介護報酬がとても高くなるので、無くなった?今もある?どうでしたっけ?
友人は
「ひとりで抱え込まず、周りに助けを求めなさい」
と言ってくれるけれど、
身内、プロ以外の(介護の)助けは、責任が重すぎます。
ひとり頑張るしかないです。
ここだけで白状します。
ある夜、午前3時半
布団を引っ張られて目が覚めました。
ベッドの足元に車椅子に乗った母の姿が!!
『お腹が空いたから何かないかと思って。トイレにも行きたいし』
私は何とセンサーチャイムの受信機を居間に置き忘れて寝ていたのでした。
老化現象で耳が遠くなっているので、隣りの部屋のチャイムの音に気付かず寝ていたのです。
母は、いつもは起き上がりも立ち上がりも自力での歩行も出来ないのに、ベッドから1m位離れた所に置いてあった車椅子に自力で乗り移り、ブレーキを解除し足で移動し、途中の廊下の電気も点けて私の寝ているベッドまで来たのでした!!
私の寝ているベッドと母のベッドとは間に引き戸を挟み3m位の距離なのですが、車椅子で直接来る事はできません。遠回りしなければならないのです。
家の間取りが頭に入っている事
電気まで付けて移動してきた事
にビックリ
そして
空腹感が勝っていたので、途中のトイレには行かなかった事が幸いしました。
ひとりでトイレに入っていたら、どうなっていた事か!
なにせ、トイレに連れて行ったら、排便でしたから。
母に
「よくひとりでここまで来れたね」
と言ったら
「◇◇ちゃんが来ないから、必死だった~ お腹空いた 何かない?」
だそうです(笑)
奇跡です
大惨事になるところでした
誰にも言えません
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