ケツァールの時々日記

米寿の母が胃癌になった!治った!の話から始めましょう

早々にプラン変更をお願いしてしまいました

自宅に戻してまだ10日位ですが、腰が悲鳴をあげております。

 

腰を斜めに曲げるのが辛い!

 

母の介護では、極力腰への負担の少ない動きをしますが、母の安全が最優先なので、多少の無理もしてしまうわけです。

コルセットに加えマジックハンドまで再登場となりました。

介護以外はひたすら腰を労わっていますが、かなり厳しいな。

 

差し当たり、泊りをもう1日増やして、家での連泊は2日まで2回とするプランにしてもらいました。

福祉用具のレンタルもあるので、介護保険内では収まらなくなりますが、良しとします。

介護者の手があればなぁ

かといって、ヘルパーさん等他人が家の中に入るのは煩わしいし、一番の悩みは夜のトイレ介助なので頼みようもありません。

介護保険が始まる前、コムスンが24時間巡回ヘルパーという事業を展開していて、真夜中家族が寝静まっている中、トイレ介助やオムツ交換、体位変換等で訪問介護をしていましたね。介護保険が始まり、深夜の訪問介護は介護報酬がとても高くなるので、無くなった?今もある?どうでしたっけ?

友人は

「ひとりで抱え込まず、周りに助けを求めなさい」

と言ってくれるけれど、

身内、プロ以外の(介護の)助けは、責任が重すぎます。

ひとり頑張るしかないです。

 

ここだけで白状します。

ある夜、午前3時半

布団を引っ張られて目が覚めました。

ベッドの足元に車椅子に乗った母の姿が!!

『お腹が空いたから何かないかと思って。トイレにも行きたいし』

私は何とセンサーチャイムの受信機を居間に置き忘れて寝ていたのでした。

老化現象で耳が遠くなっているので、隣りの部屋のチャイムの音に気付かず寝ていたのです。

母は、いつもは起き上がりも立ち上がりも自力での歩行も出来ないのに、ベッドから1m位離れた所に置いてあった車椅子に自力で乗り移り、ブレーキを解除し足で移動し、途中の廊下の電気も点けて私の寝ているベッドまで来たのでした!!

私の寝ているベッドと母のベッドとは間に引き戸を挟み3m位の距離なのですが、車椅子で直接来る事はできません。遠回りしなければならないのです。

家の間取りが頭に入っている事

電気まで付けて移動してきた事

にビックリ

そして

空腹感が勝っていたので、途中のトイレには行かなかった事が幸いしました。

ひとりでトイレに入っていたら、どうなっていた事か!

なにせ、トイレに連れて行ったら、排便でしたから。

 

母に

「よくひとりでここまで来れたね」

と言ったら

「◇◇ちゃんが来ないから、必死だった~ お腹空いた 何かない?」

だそうです(笑)

 

奇跡です

大惨事になるところでした

誰にも言えません

 

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