退院許可が出たのなら、早く家に連れ帰りたいと思いましたが、いろいろな準備で、数日かかりました。
栄養士さんの指導を受け、理学療法士さんの指導を受け、通院日の予約をして、薬の内容と服用の指導を受け、会計をして帰って来ました。
高次脳機能障害があり、食事の時集中しなくなるので、窒息の危険があるという事で、きざみ食、全粥に近い米飯で、パンと麺は禁止だそうです。むせる事はないので、トロミは要らない。
あらあら、食事作りの手間が大変そう。
食事中も見守りが必要だそうです。
なるほど。
パンはともかく、麺好きの母には気の毒ですが、しかたがありません。退院祝いに、お寿司でも買って帰ろうか等と考えていましたが、ダメでした。
昼食は、我家のオクラとモロヘイヤのお浸しのきざみ、生協の個人宅配の里芋の鶏そぼろ煮のきざみ、卵入りおじや
夕食は、やわらかご飯、小さく切った豆腐の味噌汁、我家のサヤインゲンの胡麻和えのきざみ、オクラとモロヘイヤのお浸しの残り、お刺身(マグロと貝柱のきざみ)
問題なく食べていました。
帰宅しての動きを見ると、割に上手に伝い歩きしていました。
でも、危険認識が甘いので、かえって危険です。
退院に合わせ、ナースコールのような呼び鈴を買いました。
「ひとりで動いてはダメだよ。看護師さんは呼べなくても、娘なら呼べるでしょう?」
と、日中何度も練習して、日中はストラップで首からぶら下げ、ベッドでは、目の前にぶら下げましたが(首からさげると、安眠妨害かな?との娘心で)母の状態では無理な要求だったのかな?
起きた気配で対応しています。
ひとりでトイレに行って、リハビリパンツをきちんと上げずに寝て、失禁したら?
途中で転倒して、その日のうちにまた入院になったりして。
寝具、衣類を汚すのはともかく、病院へ逆戻りは避けたいです。
今日は寝ずの番になるのかな?
別の対応も考えていますが、注文品がまだ届きません。
試行錯誤中です。
オクラの花が綺麗です
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