ケツァールの時々日記

米寿の母が胃癌になった!治った!の話から始めましょう

今朝の母「風邪をひいてしまった!」 え!? もう4日目だよお母さん

今朝母の第一声

「風邪をひいてしまった!」

「もう4日目だよ。昨日〇〇医院に行ったでしょ。」

「そうだっけ?」

間もなく思い出しましたが、私はビックリ!

朝起きて、ここはどこ?私は誰?の世界なのかな?

私も、入院していたり、旅先で、起きた時に、一瞬状況がつかめない時がありますが、それとは質が違うような・・

 

実は風邪の症状が出て2日目、市販薬がなかったので、所用で外出するついでに買って来る事にしました。10時半位でしたが、私が準備しなくても、時間になれば自分で乾麺を茹でて常備菜で昼食を摂るので、特に昼食の心配をせずに出かけました。

12時過ぎに帰宅。(因みに我家の昼食は11時半~)

「お昼食べた?」

「食べたよ」

それで、市販薬の昼分を飲むのにちょうど良いと、飲んでもらいました。

そして、自分の昼食の準備の為に台所へ。

あれ?作った形跡がない。乾麺を茹でる時に使うザルも乾いたまま。鍋も、卵を使った形跡もない。

「本当にお昼を食べた?作った?」

「お腹が空いていないから、食べたような気がしていたけど、食べていなかったのかねぇ」

それからあわてて二人分のお昼を作って食べました。

 

こういう事も初めてでした。

冗談で、母が

「私のボケはまだたいしたことないよ。ご飯を食べた事は忘れないもの」

という事がありますが、

食べていない事を忘れる、というのも似たようなものでは?

 

もうひとつ

これは最近の日常的なエピソード

最近読んだ本の事をブログに書こうと、本を探したら

ない!

読み終わって、テーブルの上にヒョイと置いた事は覚えている。

それがない。

たぶん母がどこかに持っていたのだろうと、母にことわって、母の周囲、母の寝室のあちこちを探してもない。探している途中、『あゝこの本ここにあったんだ』と何冊か発見(笑)。

母も探してくれたが、ない。母は自分の行動を覚えていないので、聞いても無駄。

気になると他の事が手に付かない。結局半日近く探し回りました。最後の最後に、ふと思い出したのが、時々日差しが良いと、南側の広縁の籐椅子で日向ぼっこをしながら本を読んだりうたた寝をしている事。

行ってみたら、発見!

やれやれ。

母に報告しても、

「そう、良かったね」

と他人事のような反応でした。

これからもいろいろなエピソードが増えそうな予感が・・

 

心配なのは母だけではありません。

風邪薬を買いに行った生協の買い物で、品物をマイバッグに入れ、さて帰ろうとしたら、目の前に放置されたカートを発見。品物の袋とカートを持って、内心『私って偉い!』等と自己満足しながら帰宅したのでした。母の昼食の事他一段落して、買物のレシートを出して・・ 

あ!!

買ったトイレットペーパーを置いてきた!

電話をしたら、届いているとの事。

また生協まで往復しました。

メンバーなので、レシートの控えで、個人の特定ができるのですね。

あっさり引き取れました。

放置カートを片付けていい気になっているバカな私。

何かに気を取られポカをする

この性分は治らないのでしょうね。

母の心配もですが、自分の心配もしませんとね。

あゝ情けない。

 

雛人形を見に行った郷土資料館の展示 ぬいぐるみの猪が可愛らしい

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