昔は登山道に普通に咲いていた高山植物が、心無い人間の盗掘によって姿を消してしまう事があります。
悲しい事、情けない事ですが、登山人口が増えるとこういう事も多くなるのでしょうね。
私が毎年歩く登山道に咲いていたツバメオモトが、数を減らし、遂に見る事ができなくなって、20年以上経ちます。15年位前、西穂高独標に行った時、下りで上高地少し手前に群落があって、感激して以来、見る事はありませんでした。
秋には瑠璃色の実をつけそれはそれは綺麗なのです。
花情報によると、地元の山で見る事はできるのですが、私が個人的に行ける山のレベルではなく、諦めていました。(ネットの花情報も、心無い人間が悪用する事もあるので、広く公開せずに、個人的なつながりの中で情報交換する事が多くなっています。)
それが、先日の山ツァーで会えたのです。
ツァーなのでじっくり眺めたり、上手く撮影したりはできませんでしたが、満足です。
このツァー、申し込んでいたツァーが催行中止になって、仕方なしに申し込んだツァーだったのです。
行ってみたら、ガイドさんはとても良いし、山もとても良いし、天気も良いしで最高でした。何が幸いするか分かりませんね。
累積標高差約1000m、約12km、約7時間の行程で、かなりのトレーニングでした。
遠くの山がとても綺麗でした。
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