ケツァールの時々日記

米寿の母が胃癌になった!治った!の話から始めましょう

最近読んだ本 「なぜ日本人は劣化したか」「日本人は中韓との「絶交の覚悟」を持ちなさい」「池上彰の世界はどこに向かうのか」

20年以上ぶりに図書館から本を借りた話は前に書いたが、読み終わった本がこれ。

夕方で時間がなかったので、あまり吟味せずに借りた。

 

「なぜ日本人は劣化したか」香山リカ 講談社現代新書 2007

2007年発行なので、ちょっと古いが、これを読むと、10年後の今、日本はどうなっているのか、そしてこれから日本はどうなっていくのだろうかと不安になる。

活字の劣化、モラルの劣化、若者の生きる力の劣化、社会の劣化、寛容の劣化 

なるほどと思う

「正当な権利」と「個人の身勝手」の境界線は?

例えば、給食費を払わない保護者の屁理屈、救急車をタクシーに使う人が「税金を払っているのだから、正当な権利だ!」と主張する身勝手さ。

ケント・ギルバートの本では、日本人がもっと誇ってよいと書いている、)

相手を思いやる心 人が見ていなくても誠実に行動する道徳心公共心

それらが劣化して失われつつあると著者は言う。

 

「日本人は中韓との「絶交の覚悟」を持ちなさい」石平/黄文雄/呉善花 徳間書店 2014

分かり合う事は到底できないので、私的・文化的な交流だけすればよいと書いている。

なるほど。

 

生まれ変わっても自分の国に生まれたいか?の問いに、中国・韓国人の7割近くが、生まれたくないと答え、一方日本人は9割位が日本に生まれてよかったと答えているそうだ。(いずれも10年位前の調査)

皆様は?

私も日本に生まれてよかったと思う。自然に恵まれ、治安もよく、食べ物も健康的で美味しく、政治経済も安定しているから。基本的に皆善良だと思う。世界には安心して生きる事ができない国がたくさんある。日本に生まれて有難いなと思う。

 

最近通院先で読んだ週刊誌に

カーリング女子がもぐもぐタイムで食べていたイチゴの品種の話題が出ていた。

何年か前のロイヤリティの協議が決裂した時、日本の過度の要求のせいと報道されたそうだ。長年の無断栽培を棚に上げての主張はいかがなものか、というような内容だったと思う。

この本の内容を思い出し、考えさせられた。

 

池上彰の世界はどこに向かうのか」日本経済新聞社 2017

NHK週刊こどもニュースのお父さん時代から、難しい内容をわかりやすく解説するものだと感心していたが、今回再認識した。

アメリカ大統領選の事、イスラム国の事、EUの事、ロシア、北朝鮮、中国の事、憲法の事、とても分かりやすかった。

 

クリスマスローズ満開

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