ケツァールの時々日記

米寿の母が胃癌になった!治った!の話から始めましょう

ちょっと愚痴ります

昨日弟から電話があった。

先日母が地元の名産をいくつか送ったから、着いたよという電話。

電話が来た時、私は、抜歯のその後を気遣っての事かと思ったが、彼はその事は頭にないみたい。

2週に亘って上下7本ずつ抜歯するとは言っていないからだろう。

遠くにいると、心配が増幅すると思って、抜歯とだけで詳細は言わなかった。

姉も、娘の出産の手伝いでそれどころではない。

詳細を言っても何かが変わるわけではないしね。

3日間抗生物質の内服があったのだが、自分でできるというので、「飲んだ?」と声掛けするだけにしていたら、さっき残薬を見たら、2回忘れていた。

 

目の前の母は、それでなくても食べ方が綺麗ではなくなっているのに、今はもっとである。なんでもすすって食べ、気になる。ヨーグルトさえすすって食べる。そして、ゲップをする。

トイレを汚しても気付かない事が多い。朝や夜が多い。便座や床を掃除をしながら、切なくなる。

こういう事はなかなか直接言える事ではない。

 

何かあると、母は

「あんたがいてくれて本当に助かる」

と言う。友人にも言っている。

友人が、施設に入った話をする時、自分には全く関係のない事という話し方をする。

正直この手の話は聞きたくない。よく言うよなあと思う。

母の身勝手さを思い出すから。昔の色々を思い出すから。

孝行娘を強制される、プレッシャーを感じるから。

 

同居を決めた時、それらは表に出さないと自分で決めた。

同居していると経済的である事、「美味しいね」「綺麗だね」と話す相手がいる事、親が生きてそばにいる事、etc.メリットを見る事にした。

姉、弟にも、ひとりで介護を背負う事はできない事、同居していると私も経済的に楽だし、もしお金が残ったとしても3人で分けるつもりである事等話した。

 

でも時々逃げ出したくなる。憂いなく長旅に出たいなぁ。

 

 

庭のナンテン

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