私・・時々ある。足が上がっていない。
おっとっと
と踏み留められた時、あぁまだ大丈夫だ、反射神経、脚力とも差し当たりOK、と思う。
ただ、山歩きは別である。この春、里山をひとりで歩いていて、木の根に躓いて思い切り転び、右膝をぶつけてしばらく動けなかった。数年前尾瀬で木道を踏み外して左膝を痛めているので、今は、山歩きの時は予防的に両膝に湿布とサポーターが必要である。山を歩いている時は特に痛まないが、万が一傷む時用に痛み止めの薬も持参する。山では躓いたり、滑って転ぶ事はたまにあるので仕方がない。他の人は殆ど転ばないので、私は不注意なのかもしれない。
話が逸れた。
街で、躓く事はあっても、転ぶ事はない。
昔自転車で街路樹の植え込みに頭から突っ込んだ事はあったっけ(笑)。近くの人に「大丈夫ですか?」と覗き込まれ、その人の背後に空が見えて可笑しかった。恥ずかしかっただけで、けがはなし。
また話が逸れた。
母は80歳の時、平らな歩き易い広い歩道を歩いていて、何故か転倒、大腿骨を骨折した。これが老化というもの、骨粗鬆症だったという事だ。
以来この約10年で、庭(前腕の外傷の為10日程通院、眼鏡を壊し、口腔内に傷)、散歩中(打撲のみ)、先日の義歯を壊した時、そして3日前、転倒した。骨折に至らなかったのはやはり薬のおかげだろう。
母が自宅内で転倒しないのは、周囲に掴む物がある事、そして、バリアフリーである事だ。
両親共元気だった20年前、築40年近くになっていた自宅を、快適な家で老後を過ごしたら?と勧めて、バリアフリーに建替えた。段差をなくし、車椅子でも動けるようにした。手すりも付けた。父の在宅介護の時、母の骨折後の生活が、とても楽だった。
でも、ここで注意しなければならない盲点がある。
自分で出歩く人は、家の中のバリアフリーに慣れると、外の段差に不注意になる事である。
皆様ご注意を!私も
庭の菊 その10
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