ケツァールの時々日記

米寿の母が胃癌になった!治った!の話から始めましょう

富士山に登った! その4最終回

富士登山は一般的な山歩きとは別物だった。

 

3700m以上の山の上でラーメンとかカレーとか、普通考えられない。

渋滞するあの人の多さも他にはない。

あれだけの国際色の豊かさも他にはない。

山小屋の数の多さにも関心する。

(あっ日本アルプスの人の多さ、国際色、山小屋の数等を私は知らない。私の地元の知識だった。)

 

「日本一の高さの山に登ったからと言って、他の3000m超えの山に登れると勘違いしないように」

「難易度から言えば、初級の後半位ですよ。高度が高いので、中級と銘打っていますが、中身は初級ですからね」

帰り道のバスの中で、ツアーの添乗員さんが言っていた。

せっかく日本一の山に登ったと喜びの真っただ中にいる私達に、今言う事かしらと内心白けた。

彼の言う事は正しい。今年富士山へ向けてのシリーズツァーに参加していて、いつもの山歩きツァーの顔ぶれと違うなとは思っていた。山初心者で富士山に挑戦しようとしている人が結構いた。

富士山ってそういう山なんだ。それはそれで良いと思う。

でも添乗員さんにとってはそうはいかないのだろう。

添乗員さんは、山の事をよく知らないまま参加している人に教えてくれているのだろう。きっと過去にいろいろ苦労させられたエピソードがあるのだろう。富士山に向かうバスの中では、リタイヤする場所によって対処が違うとか、どういう風に自費が発生するとか、ガイドの言う事を聞かない人がこうこうリタイヤしたとか、マイナスの話、リスクの話ばかり。

彼の立場ではしかたがないが、彼の心の底に流れているものに、優しさがない感じがして、悲しい。

実はそのツァ-会社の何人かの添乗員の中で、苦手な人。ツァーの時彼でないといいなあと思いながら集合場所に行く。人間が出来ていないもので、ごめんなさい。

 

高度順応(一番重要?)ができる人であれば、山小屋に何泊も泊ってゆっくりゆっくり登れば多くの人が登れるのかもしれない。富士山ってそういう山かも。

 

これからの山歩きの計画は?・・・みごとに「無し!」

パンフレットを眺めているが、決めかねている。富士山までにずいぶん出費したので、その問題もあるし(笑) さてどうしたものか。

自分の山歩きのレベルが今ひとつわからないし、挑戦する山にするのか、のんびり楽しむ山にするのかもまだわからない。誰かリーダーが欲しい・・

 

 登山協力金1000円を出すと貰える。周辺のお店や施設の優待がある。

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 富士山麓 トモエシオガマ

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