ケツァールの時々日記

米寿の母が胃癌になった!治った!の話から始めましょう

母の通院いろいろ

かかりつけ歯科医への通院

 大渋滞にハマって行けなかった通院の仕切り直しで、4日後に行った。(次に予約が取れたのが4日後だった)

虫歯の治療をするのかと思ったら、しないで、この間に取れてしまった差し歯の跡の処置をしただけ。あとは総合病院の治療後にすると言う。

紹介状を貰いに行っただけといった感じだった。なら、もっと早くしても良かったのではないかと思った。この医師に対する不信感が生まれてしまったので、マイナスの受け止め方になっている。

先日の受診で、

骨粗鬆症の薬を服用、または注射を受けている人は、抜歯は禁忌なんですよ」

と言われたが、ネットで調べた範囲では、禁忌とまではなっていない。それも気に入らない。もっと丁寧に説明すべきではないのか。

これは心の中で思っている事で、実際は、真剣な顔で医師の話を拝聴している私である。

紹介状と共に診察予約の取り方の用紙をいただいたので、早速電話をして予約を取った。一日は私の山の予定が入っていてダメ、もう一日は母の整形外科の定期通院と午後はディサービスがあるのでダメ、ということで、電話をした日の3日後の予約となった。気持は焦るがどうしようもなかった。(後に意味のない焦りである事が分かった(笑))

整形外科定期通院

介護保険の更新なので、医師の意見書をお願いする。

転倒と歯科通院の話をして、当分注射をお休みする事をお願いする。

医師「歯科治療を優先しましょう」とあっさり了承。

 

総合病院受診に当り、いつから骨粗鬆症の薬を処方されていたのか調べたくて、母に昔のお薬手帳を出すよう頼んだら、意外や意外(笑)あっさり出て来た。私が母の日常生活の諸々に気配りするようになったのは、ここ3年位なので、それ以前の通院や薬の事はよく知らないのだ。

10年前転倒して大腿骨を骨折して入院、人工股関節の置換術を受けた後、毎朝の薬(今の私の薬と同じ種類)を処方され、その後週一回の薬に変更、去年胃癌の治療中10ヵ月位はお休みし、注射で再開して一年になる事が分かった。

歯科治療のリスクについてはいずれの時も説明なく、注射はさらにリスクが高くなる事も説明がなかった。それなら、歯科医師は、そういう人には日常の口腔ケアの大切さを特に強調して欲しかった。母が以前かかっていた歯科医は、面倒がって、見放しただけ、今の歯科医も、休日診療にかからなかったら、知らんぷりを決め込んでいたのだと思う。2年前に義歯のことで通院した時、ケアの不十分さ、ケアの大切さ等の指導はなく、定期通院の指示もなかった。色々不信感が募る。

総合病院受診

 受付を通って、歯科口腔外科へ。身長、体重、血圧測定、問診表記入、レントゲン撮影の後しばらく待たされ、診察。

骨粗鬆症の薬のリスクの説明を改めて受ける。注射のリスクの高さも改めて聞く。

医師「2 ヵ月後に可能な範囲で抜歯をしましょう。経過を見るので1ヵ月後に来てください。口腔内のケアをきちんとして下さい。全くできていませんよ。小さい子の様に仕上げ磨きをしてあげる訳にいかないので、これはご本人が自覚してもらわないと。」

母が他人事のような顔で聞いているので、本人に釘を刺してくれた。

これからの見通しが少したった

歯の無い生活が当分続く事が分かったので、食事について、腰を据えて考える事にする。

ここ1ヵ月は歯科通院がないので、他の予定を入れられる。

注射を休むので当分整形外科の通院もなくなった。

自分の健康診断、眼科通院、運転免許更新(今年更新なのです)の日程を入れられる。

家のメンテナンス色々の日程等を入れられる。

 

庭のシュウメイギク

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山頂は吹雪だった!(2日前の事です)

富士登山以来1.5ヵ月ぶりにツアー登山に参加した。

紅葉がとても綺麗な山で、いつも個人で登っているのだが、少し距離の長い、私にとっては初めてのコースで、縦走というのも魅力だったので申し込んだ。

いつも前もってチェックする”てんきとくらす”というサイトでは、登山に適しているかの度合いが最悪の「C」

個人で登る時は、あっさり中止にして、他の山を検討するのだが、ツアーでは余程でないと中止にしない。天気が悪い中歩きたくないなあと思いながら家を出た。

でも、バスから見た山は頂上も見えて、紅葉まで見えていた🎶

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 登山口について歩き出した時はまだ上が見えていた。

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でも怪しい雲が・・

間もなく周囲はガスに包まれ、雨が降り出した。

休憩を兼ねレインスーツを着ている時間に撮った一枚。

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約1600mの頂上に着いた頃には吹雪!! 10月初めに初雪を体験するとは思わなかった。

吹き飛ばされそうな強風なので、尾根歩きは無理と判断したようで、縦走ではあるが、大幅にルートを変更短縮して下山となった。それでも、最初の吹きさらしの20分位は、強風に晒される顔が痛いし、手は凍傷になりそうな冷たさだし、吹き飛ばされそうで怖かったし、かなり大変だった。

初めてのコースを歩く事はできなかったが、個人ではできない貴重な体験をさせてもらった。

下りて来たら、少し見通しが良くなった。

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 冷えた身体に温泉のなんと気持の良かった事か。

この日のコースは、標高差約520m、距離約7km(予定では約11km)

 

去年の同じ時期(1日違いだったんだ!)の同じ山。強風だったが見通しは良かった。友人と2人で歩いた。

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良い音楽に癒される

*金曜日は母と1公演

 オーケストラとヴァイオリン  ラフマニノフのピアノコンチェルト

*土曜日も母と2公演

 オペラのダイジェスト

 ピアノのソロ モーツアルトソナタ2曲他

*日曜日はひとりで3公演

 オーケストラとヴァイオリン  ショパンのピアノコンチェルト

 ピアノのソロ

 オーケストラ 第九の4楽章他

最近は韓国ドラマのOSTやK-POPばかり聴いているが、こういう音楽もやはり良いなと改めて思う。生の演奏って良いですね。

音楽の癒しの力って凄いと思う。日常のいろいろな心配事の重い心が少し軽くなった。

そういえば、私の幼児時代、普段はおとなしいぼんやりした子供だったが、一度へそを曲げると、なだめても賺(すか)しても機嫌が直らず、寝転がって泣きわめいていたそうだが、音楽を聴かせてひとりにしているとそのうち機嫌が直ったそうだ。当時家にあった手回し式の蓄音機でレコードを聴かせたとか。ビクターレコードのシンボルマーク(?)のスピーカーに耳を傾ける犬を思い出してしまった(笑)。

 

この山の紅葉は終盤だった

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これから音楽会

金、土、日の3日間、市内の何ヶ所かでクラシックのミニコンサートが同時進行で開かれる。梯子してたくさん聴いて回ることもできるが、1コンサート1000円~2000円とはいえ、それなりにお金がかかるし、頭が満杯になるので、1日せいぜい3つ位までである。今日はひとつ、ピアノの独奏。母と一緒なので車で出掛ける事にする。

昨日は朝いちで歯科受診の予定だったが、朝の大渋滞にハマり、行き付けなかった。普通の3倍の時間がかかるとふんで出かけたのにとんでもなかった。

虫歯の治療が来週に延び、その先の諸々も先に延びる。胃が痛い・・

私は何か心配事があると、胃痛と下痢に襲われる。ほんと小心者(笑)

丁度一昨日弟が出張で来て一泊して次の日(昨日)は休みを取ったそうで、お彼岸の墓参りが出来なかった分の墓参りに行った。母の転倒の報告その他いろいろ愚痴る事ができたので、少し気が楽になった。

 

 庭の花 名前を知らない 大きさ1.5cm位 地を這うように育つ草の花である

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母が転倒した つづき

転倒の次の日は、当初ツアーの山行の予定だったが、申し込みが遅くなって、満席になってしまい、行けなかった。母の様子が心配で家を空けられなかっただろうから、結果的に良かった。秋晴れの良い天気だったのが、ちょっと恨めしい。

食事作りがちょっと大変。噛めないので、お粥、極きざみ、ポタージュ等を作る。

歯科をどうするか悩む。

かかりつけにしていた歯科は、どうもその前の歯科が母を見放した原因(抜歯等の治療)を放置して、差し当たりの治療や義歯作りしかしていなかったようだ。休日診療の歯科医の話を聴いていて思った。私のかかりつけは近くだし、きちんと説明してくれ、治療も的確だと思うので、そちらに替えようか、でも母のかかりつけ歯科医は母の友人の親戚なので、替えにくい。25日(月)の朝もまだ悩んでいた。朝の庭仕事をしながらもまだ悩んでいた。朝電話しないと当日の診療が難しくなる。

かかりつけ医に行き、休日診療の医師に言われた事を伝えて何と言われるかで、その後を決める事にした。

私があれこれ悩んでいたり、食事作りに時間をかけていても、母は他人事のような呑気な雰囲気である。

電話をしたら午後に時間がとれた。行く準備をしていたら、母がバッグの中の血だらけのティッシュを捨てようとして、中から、欠けた義歯が出て来た!転倒して出血した時ティッシュで押さえた中に入ったらしい。本人は動転してその時の記憶がない。休日診療に行く前に気付いていたら、応急処置できたのに・・ ホント後の祭り。

歯科受診

私も診察室に入って、虫歯、歯根の炎症等、休日診療で言われた事を伝えた。見つかった欠けた義歯を持参したが、既に片割れを調整してしまったので、やはり使えないとの事だった。

診察の結果、抜歯の必要のある歯が2本あるが、骨粗鬆症の注射を受けている為ここではできない、総合病院に紹介状を書くのでそちらを受診する事、虫歯の治療と抜歯後の義歯作りはこちらで、と言われた。この日は歯石を取ったりクリーニングをして終了。

総合病院!抜歯できなかったらどうする?気が重くなる。胃が痛くなる。

母はのどかなもの。

彼女は生まれてこのかた何か深刻な事が起きても、周囲が心配を引き受けてくれる感じで生きてきたそうで、本人は今ひとつ深刻さがない。胃癌の時もそうだった。

姉や弟に報告したり相談する気持ちになれず、ひとり悶々としている。

あ~ 胃が痛い。

 

庭のホトトギス 

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ちょっとした(でもない)事件 母が転倒した!

旅行から帰った次の日、私は、洗濯したり、お金、写真その他の整理をして過ごし、母は、友人数人と約束がある(催し物へ行きランチ、お喋り)と昼前に出かけた。

私が早めの昼食を摂っていると、

 

母の携帯からの電話。

私「どうしたの?」

母の友人の声「お母さんが転んで口の辺りを怪我して話せないの。迎えに来て。」

私「すぐ行きます」

動揺しているので、車を運転しない方が良いと判断して、タクシーで駆け付けた。

横断歩道を急いで渡ろうとして転んだそうだ。(なんで急ぐ!!)

話せるし、手足は無事のようで、大丈夫そう。友人の方々には、次の予定に進んでいただくよう、お礼と共に申し上げた。一番親しい友人は、小学生の私を知っている位長い付き合いで、未だに”〇〇ちゃん”と呼ばれる。

 

ふたりになって、改めて状態を確認。

入歯の上の前歯が衝撃で壊れ、上唇も深く傷ついていた。ここで、欠けて無くなった入歯を見つけておけば応急処置ができたと後で分かった。

今すぐ病院へという様子ではなかったので、一旦帰宅。

入歯を外して口の中をよく見ようとしたら、上は外せたが、下は痛くて外せないという。自歯をよく見たら、ずいぶん汚れている。何日も磨いていないような汚れだった。ショック!こういう状態だったのだ。

とりあえず、飲むヨーグルトのような、傷に沁みない物を摂ってもらい、私は昼食の残りを食べ(笑)、休日診療の歯科医を探した。電話して診てもらえる事を確認して、出かけた。

レントゲンでは骨に異常はなく、傷は縫うかどうか迷うところだが、今は殆ど出血していないので、このままでよいと思う。とDr。残った入歯の欠けて皮膚に当たる所を調整してもらい、傷を消毒。化膿止め、痛み止めの薬とうがい薬をいただいて終了。

問題は、歯の手入れができていないので、自歯が虫歯になり、ぐらぐらの所があること、歯が無い所の根が炎症(って言ったかな?抜歯していなかったんだ!)を起こしている事。体調、骨粗鬆症の注射の事を歯科医に相談して、根本治療をした方が良い。と言われた。この日受診した所は、一般の継続治療をしていない公の所なので、正論を言ってくれていると思った。

歯の手入れができていない事は分かっていたがこれ程とは!姉や私(ちょっといい加減だが)が食後の歯磨き、歯間ブラシ、デンタルフロスで日々の手入れをしているのを見ていても、定期通院をしていても、母は自分もと思わないらしい。自歯の調子が良くないようだなと気が付いても、下手な事を言って機嫌を損ねるのが嫌で、何も言わなかった。一段と柔らかい物でないと食べられないと言うようになっていたのに、歯科通院しようと、私からは言わなかった。医者嫌いの母が自分から言うわけはないのに・・

ツケがまわって来たという事か。

つづく

 

今庭はキンモクセイの甘い香りに包まれている

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敬老の日スペシャル 珍道中

私が富士登山をした事に触発され、母が、富士山が見える所に行きたい、富士五湖に行きたい、と盛んに言っていた。

去年あたりから、私ひとりでは母の世話をしながら旅行をするのは辛くなっていたので、姉の都合と合わせて、この3日間で実現した。いざ河口湖へ!

スタートから大波乱(笑)

時間を勘違いして、高速バスに乗り遅れた!

仕方がないので、改めてチケットを買って1時間後のバスに乗った。幸い空いている時期で良かった。

 

富士山の眺めを堪能した

バスの終点に近付いた頃から富士山が綺麗に見え始めた。

1か月前同じ所から見た時は、帰りに裾野が少し見えただけだったので、大感激だった。

この旅の前半はどこからでも綺麗な富士山が見えた。

 

ロープウェイで登ったカチカチ山からの富士山が一番迫力があった

一か月前歩いた登山道まで見えた!

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 遊覧船からの富士山

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目一杯遊んだ!

一日目のランチは地元の名物ほうとう

全員食べきれなかった。ひとり分を三人で食べて丁度良かったかも(笑)

二日目は洋食のコース。ガイドブックにあった小さなレストラン。とても美味しかった!全員完食。

2か所浅間神社にお参りしたり、胎内樹型というとても狭い洞窟に入ってみたり(もちろん姉とふたりだけ)、富士山世界遺産センターを見学したり、ワインセラーで試飲(申し訳ないが私だけ(笑))したり、お隣の西湖までドライブしたり、湖岸を散歩したり。

驚いたのは(登山の時も感じたが)国際色の豊かさ。日本人の方が少ないような気がした。さすが世界遺産だ。

 

富士登山の時に協力金を出していただいた木札を持参したら、何ヶ所かで割引になった。まさか、役立つとは思わなかった(笑)

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ラストまで大波乱!(笑)

帰る日は金曜日の夕方で連休の前日という事をきちんと認識していなかった。

母の事を考えバス到着後1時間の余裕をもって列車の指定を取っていたのに、八王子あたりから大渋滞で、東京駅到着時がほぼ列車発車時間だった。

私と姉は次の列車の自由席にそのまま乗れるが、母の切符は”得だね”という変更のきかない切符だったので、別に自由席特急券を買わなければならなかった。「お得」というのはこういうリスクを伴う。去年飛行機で遠出を計画していた時、母の胃癌が見つかり、キャンセルした時も、早割の安い切符だったので、かなりの出費だった事を思い出した。

木札で割引になった!などと喜んでいる場合じゃない(笑) 結局1万円くらい余分に掛かった。

おまけの波乱は、中日(なかび)の朝、宿のロビーに財布を忘れた!自販機で飲み物を買って他の荷物を持って・・などしていて忘れた。最初のロープウェイの券を買おうとして、ない事に気付いた。宿に電話したら、あった!治安の良い日本に住んでいる事に感謝!連泊だったので、安心して、姉のお金を借りて観光継続。

いろいろありましたが、母は大満足で元気に無事帰宅。

 

遠出をする時の母の必需品。杖歩行より安定するし、ホーム等で腰かけて休めるし、歩いている時は私の荷物を乗せてもらえるので私が楽(笑)。 

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コンパクトになるので、列車、バスの乗降時の持ち運びもあまり苦にならない

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次の日ちょっとした事件が!それは改めて。

 

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